整理・整頓・収納・片づけの違いと意味を知り、片づけ上手に!

こんにちは、アルマです✨

部屋がいつも散らかっていて、モノであふれている。。

何から手をつければいいのか、もう分からない!

そんな悩みをかかえている方多いと思います。
片付けようと思っても時間ばかりが過ぎていき、ほとんど変わらない。
片付けたところもすぐに元通りなんてこともありますよね。

整理、整頓、収納、片付けなんて言葉がありますが、どれも同じような事に思えますよね?

ですが、それぞれに役割がしっかりあります。

正しい順番を知り、進めることで片付け上手になれるかもしれません。

整理・整頓・収納・片付けの違い

整理

整理とは、使うモノか使わないモノかの判断をして、使わないモノを取り除くことです。

整頓

整頓とは、モノの定位置を決めて使いやすく整えることです。

見た目をきれいに整え、いつでも誰でも、必要なモノが必要なときに、すぐ取り出せるようにすることです。

収納

収納とは、家具や容器に入れて使いやすくすること、つまりモノをかたづけしまうことです。

収納するためには先に収納できる状態にしておかなければいけません。

収納スペースがあり、収納するモノも場所も決まっている状態、整理整頓の締めくくりの作業が収納です。

 

片付け

片付けとは、使ったものを元の場所に戻すことです。

収納はきれいに納めること、片付けは元に戻すことです。

似ているようで少し違います。ちゃんと収納できても、元に戻さなかったら意味がないですよね。

子供にも「片付けなさい」といってもよくわからず、できないことが多いですが、「元の場所に戻してきてね」と言うと理解できます。

 

 

片付くための順番とは??

それぞれの意味を理解すると、この中で最初にやらなければ部屋がすっきりと片付かない、片付けられないものがあります。

それは『整理』です。

整理をしない限り、いくら整頓や収納しても、部屋がすっきり片付くことはないでしょう。

部屋を片付ける上で一番重要なのは、”不要なものを捨てて、定位置を決めること”なんです。

よくあるパターンは、収納グッズを増やして納めてしまうことです。

散らかっているから片付ける

収納がいっぱいで入らない

収納グッズを増やして入れる

また散らかっているから片付ける

このやり方では、片付くどころかモノで溢れてしまう悪循環です。

片付けには順番があります。

1. 使う・使わないか判断する

2. 定位置を決める

3. 定位置に収納する

4. 散らかったら元の場所に戻す

この1~4が、「整理→整頓→収納→片付け」の正しい順番なのです。

 

 

片付けは整理から!

整理とは、使うモノか使わないモノかの判断をして、使わないモノを取り除くことです。

「使わないけど、捨てられないんだよ!だから片付けられないの!」なんてことありませんか?

整理=捨てるではありません。

整理とは、不必要なモノを取り除いて、分けることなんです。

まずは分けましょう!

整理の基本動作を順に解説します。

 

出す

まず始めにやるのは「出す」こと。

片付けたい場所を決めたら、思いきって“全部出し”です。

収納にモノが入ったままの状態で、モノを並べ替えたり、使わないモノを出したりして整理している人が多いと思います。

しかし、そのやり方では、全体のモノの量が分からないんです。

モノの多さに気づいたり、忘れていたモノがでてきたり、手間がかかるようですが、全体を把握した方が次のステップもスムーズになり効率よく進めることができます。

 

分ける

次は、「分ける」作業です。

このとき“使う・つかわない・迷う”の三つに分けるのがポイントです。

最初は分ける作業に時間がかかるかもしれませんが、時間をかけずにどんどん進めるのが大事です。

迷ったらとりあえず保留で時間をかけない方が、片付けも苦痛になりません。

あらかじめ基準を決めておくとスムーズです。

一年間使ってないものや、同じものが沢山あるものは使わないものに分けるなど、自分の基準でいいので決めておくと分けやすいです。

こちらも参照してみてください。↓

物を捨てる基準!捨てると得られる7つの効果

 

減らす

次は、「減らす」作業です。

使わないに分けられたものを、捨てたり、売ったり、譲ったりして減らします。

迷うに分けたものは一定期間ボックスに入れておき、再度考えましょう。

時間をおくと案外すんなり決められるものです。

 

 

整理が終わったら整頓!

定位置を決める

整理をして収納量を減らしたら、次は整頓です。

いつでも誰でも、必要なモノが必要なときに、すぐ取り出せるようにしてあげましょう。

整頓で何よりも大事なのは、モノに”居場所を与えてあげる”ことです。

家にも住所があるように、モノにも住所をあげてください。

そこがモノの定位置になります。

リモコンの定位置、雑誌の定位置、文房具の定位置など、全てに定位置があれば、誰にでも元に戻すことが出来て散らかりませんよね。

 

定位置の決め方

定位置もどこでもいいわけではありません。

引き出しの中でも、使用頻度の高いものは手前にしたり、それを使うモノの近くを定位置にすると便利です。

引き出しを開けたらすぐに取り出せるなど、ワンアクションで取り出せるような定位置の決め方も大事です。

ドアを開けて、引き出しを開けて、収納箱を開けて取り出しをしていると面倒で戻さなくなる人もいますよね。

 

 

定位置が決まったら収納

定位置が決まったら、モノをしまっていきます。

使いやすいように収納用品を使って収めます。

引き出しの一つを文房具の定位置に決めても、仕切りや、収納用品を使って区切ってあげると、取り出すときに便利ですよね。

定位置を決めていても、家族が違う場所に片付けてしまうこともありますね。

ラベリングをして誰にでも定位置に戻せるようにすると、モノが迷子にならずにすみます。

 

 

使った後は片付ける

「片付け」は、使ったモノを元の場所に戻すだけだから、定位置が決まっていたらそこに戻すだけなので、本来散らかりません。

定位置があっても散らかる場合は、定位置が自分に合った場所ではないのかもしれないですね。

自分だけでなく、家族にとっても片付けやすい場所や収納方法を考えましょう。

いつも片付かないモノをどんなときに使っているのか、自分の行動を見つめるのも大事です。

それでも片付けられないとしたら、まだモノの量が多すぎるのかもしれないです。

 

 

🍀まとめ

いかがでしたか?

整理、整頓、収納、片付けの違いについてご紹介しました。

同じように見えて違うものなんです。

片付けや収納の前に整理整頓をしていないと収納も片付けもできません。

まずは、整理が大事です。

整理をしっかり行い、収納から始める悪循環をやめることが大切です。

それぞれの違いを理解して効率よく片付けましょう!

 

 

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